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第42回日本神経治療学会学術集会

ご挨拶

第42回日本神経治療学会学術集会 会長ご挨拶


第42回日本神経治療学会学術集会
会長 桑原 聡
千葉大学大学院医学研究院・脳神経内科学

煌めく神経治療学の明日を目指して

 第42回日本神経治療学会学術集会を、2024年11月7日(木)から11月9日(土)まで、幕張メッセ国際会議場にて開催させて頂きます。千葉大学脳神経内科としては、平山惠造先生が第10回大会(1992年)を主催されていますが、この年に神経治療研究会から神経治療学会に発展したこともあり、東京で行われました。従って本学術集会が千葉で開催されるのは初となります。幕張エリアは1989年の幕張メッセ開設以来日本最大級の複合コンベンションエリアとして発展し、多くの国際会議、イベント・コンサートが開催され、施設だけでなく6つのオフィシャルホテル(3000室)、ショッピングセンター、娯楽施設も発展しており、30年間でさらに充実した設備で皆様をお迎えすることができることを非常に嬉しく感じております。また、本学会学術集会を仰せつかったことは大変光栄なことであり教室員一同誠心誠意準備を進めております。

 今大会のテーマは「煌めく神経治療学の明日を目指して」とさせて頂きました。「煌めく」の実体は、神経疾患において急速に進展している革新的治療であり、さらに実用化(薬事法承認)の直前あるいは治験・シーズ開発の段階にあるあらゆる新規治療を視野に入れて脳神経内科医・神経疾患の診療に関わる方々の治療に対する意識が益々高まることを一つの大きな目標にしたいと考えております。本大会では神経治療学の可能性と魅力を会員・社会にアピールすべく「先端医療・創薬」と「充実した教育的プログラム」のバランスを重視し、本学会のビジョンである「創薬推進」を十分に盛り込んで企画を行います。

 2020年以来のコロナ禍により38、39、40回の3大会はハイブリッド形式による運営となりましたが、服部信孝会長の第41回(2023年)大会から現地のみの開催となりました。本大会においてもなるべく多くの方々が現地会場で直接お会いして活発な議論と懇親が行えるよう切に祈っております。

 幕張メッセは東京駅からJR京葉線で30分、羽田空港からリムジンバスで35分と利便性の高い立地にありますが、東京都心とは微妙に異なった雰囲気の地方色も味わって頂ければと思います。レストラン、ホテルのラインナップも充実しています。多くの皆様の千葉での神経治療学会学術集会へのご参加を心からお待ちしております。

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